私は中学生の頃からBONJOVIの大ファンです。
あの頃の私は毎日いや毎秒をボン・ジョヴィと生活をしていたといっても過言ではない。
ボンジョヴィとの出会いは中学生から高校生にかけて、ナイアガラの滝にダイブするように洋楽ロックにのめり込んでいった時までさかのぼる。
ある日WOWOWを何気なしにみていると変な名前のバンドが来日すると。
『ボン・ジョヴィ』
ボーカルがやけに美男子でやんちゃそうな顔をしていた。
きっとクラスでも大人気でブロンドの女の子たちと遊びまくっているんやろう。
なんちゅうやつや。
中学生の私ははボーカルのこの男が勝手な妄想からあまり好きになれなかった。
ただ、そのとき流れていた曲
『 You give love a bad name 』この曲には衝撃を受けた。
エッジの効いたギターサウンド。ぶ厚いコーラス。
バンドメンバーの華やかさ。
いてもたってもいられずにすぐにCDを買いにいった。
忘れもしない。
コンサートってどうやって
チケットを買っていくものかなんて
知らなかった。
場所も値段も今みたいに情報がなかった。
高校生になって当時新作だった『バウンス』も毎日ウォークマンで聞いていた。
通学も授業の10分休憩もいつもいつもボン・ジョヴィと生活をしていた。
あまりに私がボン・ジョヴィを聴いているもんやからって教室に小さなスピーカーをつけてみんなで聞いていたらなぜかクラスでボン・ジョヴィブームが起こってしまった(笑)
『さっき聞いてた曲教えて?』
『アルバム買ったよ~』
ロックに興味のない女子たちまで私に報告する始末。
その年の冬。
母から衝撃的な一言が。
はいっ!って渡されたのは
ぴあと書かれた封筒
『誕生日プレゼント!』
中身を開けるとそこには
感動で言葉がでなかった。
チケットなんかとったことがない母がきっと電話をして買ってくれたんやろう。
そう思っただけで胸が苦しくなった。
年明けの1月。
ボン・ジョヴィ仲間の友人と
はじめてのコンサート。はじめての大阪ドーム。
柄にもなくドキドキしていた。
いや、まだ信じていなかった。
アメリカのロックバンドが日本でコンサートをするなんてあり得ない。
本気でそう思っていた。
ライブが始まってステージにいるメンバーを見て自然と込み上げた。
人生ではじめて見に行ったコンサートは
ボン・ジョヴィのバウンスツアー。
帰りの電車の私は間違いなく廃人だった。今でもあの夜のことははっきり覚えている。
かっこいいライブ、自分たちのライブに何かが足りない。
そう悩んだり思ったりしているバンドマンにはぜひこれからのブログを楽しみにしてほしい。
カテゴリーはLIVEに設定しておきます。