BIG LIFE

あなたのつま先がいつも希望へ向かいますように

バーテンダー日記 Vol.4 正式に退職届を提出しました

年明けの1月いっぱいで現在のお店を退店します。

思えば8月の真夏に引越しをして意気揚々とバーの面接に

行くも不採用だったりこちらからお断りしたり。。

本当に色々あった半年間でした。

スーツを着て、時計をつけて、履歴書印刷しての

繰り返す日々。

流石にどこか決まってくれと願いながらも

半ば開き直ったときに現在の半分スナックのようなバーに

採用されました。

 

地元の小さなショットバーで働いていたときと

全く違うシステムに少し戸惑いながらもどうにか

やってこれたと思います。

 

でもびっくりしたのはトイレは掃除しない。

グラスの棚にはホコリがついている。

なんてのは序の口でね。

 

毎晩部屋に帰ると俺は一体何をやってるんだろうなんて

思ったわけです。

初日にお会いしたお客様はマダムな女性でした。

酒の飲めないことを悪く言わずに一緒にカラオケのデュエットを

した。

「なんか歌ってよ」ショットバーならありえないが

そうか、ここは半分スナックだったことを思い出し

やしきたかじんの東京を選択。

これ、母のおかげです。

母が松山千春の大ファンだから覚えたこの曲が

ここで大活躍するとは。母さんありがとう!

熱い握手を交わしそのお客様は帰られました。

 

だいたいスナックは水割りかハイボールか。

カクテルなんてほぼ出ません、これが僕の誤算でした。

そんな中、フラッと入ってこられたこれまたバー通いが

好きという素敵なマダム。

生のグレープフルーツを買ってきたからこれで何かとのオーダー。

グラスのふちに塩をつけて生搾りソルティードッグ。

今まで飲んだグレープフルーツカクテルで一番美味しいと

言ってくださり自信になりました。

 

数ヶ月の間でしたがいいことも悔しいこともありましたが

素敵なお客様に出会えて感謝です。

 

ただね、やっぱりお客様と口論になったり

否定的な物の言い方をするマスターに対して

少しガッカリな部分があるのは確かです。

先日、同じ建物の階違いのお店の素敵なお兄様2名さまが

挨拶にと来店された時のこと。

 

途中まではとても会話も弾みいい感じだったのですが

僕の興味から「ずっとお店続けられますか?」って聞いたんです。

するとお二人とも期限は決めてあってお互い田舎に帰って

違う仕事するんですって。僕も期限、とにかく一年はやってみる

と決めていたので話が弾んだのですがその考えが気に入らなかったのか

マスターはあろうことかそのお客様に説教を始めたんです。

 

またスイッチが入ったかと横目で見るものの

さっきまでの和やかなムードはなくお兄様たちの表情も

険しくなっていきました。

 

だからね、何度もこのブログで書いてるように

議論や口論なんてお客様とはなってはなりません。

気持ちよく話をして飲んでもらう元気になってもらう。

それがバーテンダーの仕事です。

だからお前らはとか嫌いとかダメとか否定系の言葉は

僕は一切使いません、それはバーテンダーになったときから

自分で決めていたこと。

お客様の言動に腹がたつなんてしょっちゅうですよほんと。

そんなときはお互い気持ちのよくないことはやめません?

って言います。もちろんその時は相手は酒が入っているので

気分を害されるけど、次回来店されたときに

「こないだはごめんね?」ってそんなお客様ばかりでした。

 

好かれること、可愛がられることって大事だと思います。

これはマスターに入店した時に言われていたこと。

だけどもね、しっかり自分の中に軸を持つことも同じくらい大事なんですよ。

 

自分のことはいいです(ほんとは良くない)

ただ家族や友人、周りのことを言われるとお客様でも

それちょっとおかしくないですか?って言っていました。

苦手なお客様も確かにいます、正直に言うとね。

嫌いやわーって思っていても数回も接客すると

おでん食いに行くぞってご馳走になったりね。

酒も中途半端に飲むくらいなら初めから飲まない。

これは徹底していたので俺の酒が飲めんのか!なんて言うお客様は

一人もいらっしゃませんでした。

飲めないのにこの商売やってるねなんて嫌味を言われたりは

ありましたが、So What? って思っていましたし

ショットバーならそんなこと言われもしません。

これはスナックとショットバーの飲み方の違いでしょうね。

 

ただやっぱり前回も書いたように接客はあくまで話を聞いてあげる。

そしてうまいことキーワードを拾って広げてあげる。

そしてもっと話してもらう、すると喉が乾く。笑 ね?

よくトークの相談をされますが意外と簡単で

例えば山登りが趣味のお客様だったら

「初めて登った山は?」「はじめるきっかけは?」

「誰とよく行くか」「富士山登ったことあります?」とかね。

いくらでも広げていけるじゃないですか。

そしてキャバクラで働いてる友人から教えてもらった

「必殺さ行相槌!」

さ=流石ですね、最高ですね。

し=知らなかったです。

す=すごいですね、素敵ですね

せ=せっかくなんでその話しもっと聞かせてください

そ=そーだったんですか○○○

 

これは誰にでも応用できるテクニックです。

 

本当に数ヶ月でしたがスナック勤務はいい経験ができました。

多分二度とスナックでは働くことはないと思いますが

何度も言いますが副業で数時間、4時間くらいかな?

バーテンダーで働くなら楽しいと思います。

フルタイムで7時間8時間も働く仕事ではないと思います。

もしくは自分のお店だったらやれるかもですね。

だからもしバーテンダーやってみたいってあなたは

まずがお試しの3時間くらいから始めてみてはいかがでしょうか?

これから接客のコツやお酒の作り方も徐々にアップしていきますね!

なんだったらこれ知っときゃまずはやっていけるくらいのレベルのことまで

書いていこうと思います。