BIG LIFE

No Regrets, This is your LIFE!

バーテンダー日記 Vol.3 おもしろくしようなんて無理しないで聞く接客を心がけるべし

イケメンと美人はやっぱり徳です。

正直に言うと夜の世界、水商売では
イケメンと美人は絶対にハンデがあります。

私はイケメンではありませんから他の売りを
考えないといけませんでした。

おもしろい話をするのは得意でしたが
接客の会話力とは全く違うので
試行錯誤しましたがたどり着いたのは
お客様は話をしたい、ということでした。

軽く愛想笑いしながらうんうんと聞いて差し上げる。
私も何かあれば誰かに話を聞いてほしい。
人間の当たり前の欲求でしょう?
私のこの気持ちあなたならわかってくれるよね?
そうですね、わかりますよと共感してほしい。

接客業ではついついおもしろく話をしようとか
笑わせないとって思いがちだった私は
聞くことの方がお客様は喜んでくれます。

例えば初見のお客様を見たら
このお客様は話をしたいのか。
一人でゆっくり飲みたいのかを判断します。
でもね、わざわざバーに来て話を聞いてほしくないお客様は私の知る限りほぼゼロですね。

よくなにを話したらいいかわからないと聞きますが
まずはいつ辞めてもいいってくらいに気楽にすること。
お酒の席なんでガチガチに敬語使ったりも
少しの意識でオッケー。

私がいつもする接客はまず
「 お味はいかがですか?」とか
「今日は静かに飲みたい感じですか?」
などその人の目的を聞きます。

2回目に来られたら
「前回はありがとうございます。
話の流れで、、よかったら下のお名前聞いてもいいですか?」
そこからお名前を交えながら会話をします。

なにも難しくないですよ。
ほんの少しの勇気を出して
「あなたと出会えて嬉しいです」
と心の中でいいながら話を聞く。

私はあなたに興味がありますよという姿勢。

例えば
「趣味はなんですか?とか
休みはなにしてますか?」
とかね?

ゴルフだったり旅行だったり。
あとはよかったらその話を聞かせてよ~って
うなずきながらたまに大きなリアクションを
混ぜて聞いてあげる。

私の店のマスターは長年お店を経営されているにも関わらずお客様の
話を聞くより自分が話すのも好きな故にお客様と議論になったり喧嘩になったりする。

「確かにそういう意見もあるよね」
「私の思いとは違うけどその見方もあるよね」

お客様とは議論にはなってはいけない。
知らないことは教わる。
知っていることは知らないふりで聞いてあげる。
お客様が知らないことは教えてあげる。

どこまでも共感してあげること。
こっちが正しい、あなたが間違ってるなんてことは水掛け論で終わりがない。

プライドを捨てて全面的に賛成しろなんて
言っていない。

あなたの言ってることわかるよ~ですね。

俺はこう思うだの、正しいだの間違いだのは
友人と会話をしているときだけでいいのです。

人間関係を円満にするコツは否定も肯定もしない。
ただあなたの言ってることわかるよの共感だと
水商売で学んだことです。

(yuruyuraraさん、ainomatiさんスターをありがとう!)